大好きな作家さんが亡くなっていたことをよりによってこの聖夜に知りました………………
未だに冗談じゃないかと……実感がわきません。
高校生の時に出会って以来、疲れた時とか、元気になりたい時には何度も読み返してきた話が、もう続きがないのだと思うとやるせなさすぎてしにそうです。
ある意味王道な話ばかり書かれる方でした。
でもえげつないくらい、人間の怖いところに抉りこんでいく話を書かれる方でした。
世界の広さを語りながら肩の力を抜いていこうと言うバランス感覚が大好きでした。
あの方が作りだした世界で、たしかに生みだされた彼らは生きているから、きっと世界は続いているのだと思います。
一方で、その様子を二度と、あの方が開いてくれた窓を通して見られないのだというのが寂しくて悲しくて、正直泣きそうです。
最近どうにも好きだったり、気になってる創作家さんが亡くなったりすることが多くて鬱です……
お年を召した方ならともかく、まだ両親くらいの年齢だったりかなりお若い方も多くてもう、なんだろう……神様ブックフェアでも開かれるおつもりですかふざけんな。
散文の最後になってしまいましたが、ご冥福をお祈りいたします。
大好きでした。
ありがとうございました。
限りなく広い世界の先に、その一つに一足先にゆかれたのだと、そう思って遺していただけた本をもう一度読み返そうと思います。
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